【認知症】ついにやってしまった…(お食事中の方は、後でお読みください)
朝3時頃、衝撃の一言がありました。
「パンツがない」
トイレに行こうとして、おパンツを履いていないことに気が付いたようです。
ズボンと言っていた、それではありません。正真正銘のおパンツです。我が家では、区別も兼ねて、おパンツと言っています。変な表現ですが、いつも言っています。このおパンツ、母がどこかに脱いで、放ってあるのを忘れただけだと私は考えました。
画像は、ダブルガーゼです。実物ではないです💦
内容によっては、おばけ話より怖いうんこねたになるところですが、幸い怖いオチ、いやなオチにならずに済みました。
おパンツが、すぐに見つかったからです。トイレの入り口にありました。本当の色が何色かわからないくらい、茶色くなっていました。広げたら、中身もついていました。
うわぁと思いましたが、気を取り直しました。同時にラッキーなことがいくつかあったからです。おパンツ以外に汚れがなかったこと、デイに行く前に履いてもらおうと枕元におパンツを置いていたことです。まず、洗ってあるきれいなおパンツがあったよ、と母に履いてもらいます。母もこれで落ち着くでしょう。
そして、トイレに誘導して、さっきまで履いていたパンツがあったよ、と伝えました。
母は何かものがなくなったら、誰かのせいにします。テキストなどでは、身近な人、例えば家族やヘルパーさんのせいにすることが多い、それで周囲の人が傷つくとありましたが、母は違います。
なぜか、嫌っている父の兄のせいにします。
ただ、今回はものがものだけでに、おじのせいにはしませんでした。
しかし、うそをつく(取り繕うとも)つもりか、本当にわからないのか、トイレに誘導した時点で、母にはあの異臭がしなかったようです。
ひと眠りしたあと、母はデイに行ってもらいました。
もし、デイでも失敗したりするようだったら、今後の方針を変えるようになるかもしれないと思っています。
母にも姉にも、徘徊やトイレの失敗が出るようになったら、家で面倒はみないと宣言しています。多分、ふんふんとしか聞いていないと思いますが、そうなるまで私なりに頑張って、あとはプロのお世話になることを決めています。
どうして徘徊して、家がわからなくなったり、長年使ったトイレの失敗があるのだろうと思っていましたが、そこまでくるとかなり重症の認知症なんだと最近おぼろげにわかってきました。そこまでになったら、私は介護のスペシャリストにすがるしかないでしょう。それまで、少しでも遅らせたいと思います。