毎日のように、お墓参りをする理由。
父もさぞかし、苦笑いしていることでしょう。
以前、「墓参りが趣味」と言っていた方がいました。
まさか、その時は、自分がそれに近い状態になるとは思いませんでした。
私が雨以外、ほぼ毎日お墓参りをする理由は母にもあります。
父が亡くなって3年以上経ちますが、いまだにここにいると思っているようです。
あまりに切ないと思い、花生けの水の入れ替えと兼ねて、お参りするようになりました。
あと、7月に身内のお墓に行った時、お彼岸のときにお供えされたであろう花は立ち枯れ、花生けの水は茶色に澱み、悪臭を放っていました。父にはこういう花生けは見せられない、と思いました。
ほぼ毎日、お参りするお墓。
母が父の死を認識してくれる日が、いつ来るのかな。(多分来ない(;O;)) pic.twitter.com/KBlJ80n0aA
昨日の朝の様子です。
お墓に見える「倶」の字は、「倶会一処」の一部が見えたものです。
「倶会一処」は、南無阿弥陀仏同様、お墓に刻まれます。特に、安芸門徒(広島の浄土真宗本願寺派の門徒)のお墓に多いそうです。
ここは、宗派を問わない墓苑なので、様々な言葉を墓石に見ることができます。
昨日お花を買い足しました。可愛い感じだったので、母の協力のもと、撮りました。
今日、バイトから帰宅した後、一人でお参りしました。
こんな夕方にお参りするのは、自分だけだろうと思っていたら、若いお母さんと女の子たちも神妙にお参りしていました。
この二日の間に、花生けのお水はびっくりするほど、減っていました。5センチ以上、減っていたと思います。
よほど暑かったんでしょうね、夕方にも関わらず、花生けがほんのり温かったです。
茎の部分と花生けを洗い、水を交換しました。ちょっとでももつといいなぁ、とよこしまなことを考える私に、父はあきれているに違いありません。