こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

お墓参り

せっかく、クルマがあるんだし。

最近、免許をとってから、父のお墓にお参りが楽にできるようになってきました。片道で、歩いて40分はかかっていましたので、ありがたいことです。

最近、母が何か言いたそうにしています。どうも、祖母とおば夫婦のお墓にも行ってほしいようなのです。

 

母にしては、はっきり言わないので、遠いよう(廿日市の隣の隣)なので、お墓参りに行きたい、でも言いにくい、というところがあったようです。認知症になって結構遠慮容赦なくものをいう母ですが、遠慮することはあるようです。

お彼岸以来のお墓参りです。お墓を守っている人が別にいるので、しゃしゃり出ているように思われないか、いやなことを言われるきっかけにならないか、私も心配でしたが、杞憂でした。

 

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※追記:このお線香、持ち運びに便利で、重宝しています。日本香堂さんの商品でした。

調べれば、いろいろ便利なお墓参りグッズがあるかもしれませんね。

 

お彼岸の時、生けてあったお花は全部枯れていました。水は茶色になって、ドロドロとした感じになっていました。匂いが胸がきそうです。

おば夫婦のお墓は、母にとって階段が多くて大変そうだったので、母には下で待ってもらいました。今思えば、それで良かったです。茶色に枯れたお花とドロドロとしたお水を見たら、母はショックを受けたことでしょう。

 

祖母のお墓も、母にとって場所的にきつかったので、少し離れたところで待ってもらいました。「待っとってね!」とダチョウ倶楽部のように繰り返しました(笑)

やはり、お花は枯れ、水差しの水はドロリとしていました。母が見なくて良かったです。

お墓を守っている人は、あの田舎で、バイクもクルマもないそうなので、熱心にお墓を守ることができないことも、仕方のないのかもしれません。それにしても、もやもや感が残ります。毎日とは言いませんが、たまには顔をのぞかせてあげて…。

 

庭のお花を摘んで、仏花として適当に用意したのですが(毎度適当すぎ)、今度から多めに用意します。

時期と墓守の様子を見て、お花の量を揃えたほうがいいですね。

あまりにお墓が気の毒な様子だったので、「今度またお墓に行くね」と母に言ったところ、「月に一回行きたい」と母は遠慮がちに言いました。

 

お礼なんて、期待しない。自分だけが納得できればいいかなと私は言いました。前みたいに、駅からだらだら汗をかきながら歩くわけではないし、お墓参りが楽になってきている。誰にも言わず、ひっそり手を合わせてお墓参りをすればいいだけ。そんなふうに考えると、腹が立たない。

 

帰り道、まっすぐ帰るのが、口惜しくて、広島駅から横川駅、国道2号線、はつかいち大橋(あのベタ踏み坂の次に傾斜があると言われています)をとおり、再び旧国道2号線、西広島バイパスを通って、帰りました。

 

はつかいち大橋についてのサイトです。画像もそこからいただきました。

後ろに座っていたせいか、数回通って少し慣れていたせいか、母は騒ぎませんでした(笑)

hatsu-navi.jp

急勾配のベタ踏み坂で有名なはつかいち大橋

 

それだけ回れるなら、この際広島別院にも立ち寄れるね?と思った私でした。

浄土真宗本願寺派です。

www.aki.or.jp

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過去の画像です。

お墓参りとセットで行くと、気分的にもちょうど良さそうです(個人の見解です)。