小林千古の絵を見に行きました。
チケットを頂いたご縁がきっかけで…
先日、地元の美術ギャラリーに行ってきました。
生誕150年記念ということで、廿日市市地御前出身の画家、小林千古とお仲間の絵が展示されていたのです。これは、見るしかありませんね。
ヨーロッパ行きの資金を稼ぐために、ハワイのカイウラニ王女などの肖像画を描いたこと、元々浄土真宗の信仰厚い人がキリスト教圏に行って、さらに宗教観を深められたなど、興味深い話がギャラリーの展示物にありました。
母なりに楽しんでいるようで、良かったと思いました。絵を見ることは、認知症にどれだけ効果があるかわかりませんが、いつもは見ない絵を見た時だけは、気分も変わったのではないでしょうか。…たぶん、今はすっかり忘れていると思いますが。
日本画家でも、華やかな絵が好きでしたが、落ち着いた画風の作品も改めて素晴らしいと思いました。たまには、気軽な感じで介護者も、心を癒してみるのも良さそうです。