【認知症】一人では難しいこともある…<認知症患者の家族>
3月12日、人生相談にて。
私は、新聞読むと、必ずと言っていいほど、見出しと人生相談と死亡欄、テレビ欄、1面のコラム欄を読んでいます。
人生相談は、小学生から90代まで幅広い年齢層から寄せられ、人が生きていくには様々な悩みがあるものだ…と思うと同時に、後学になるかもしれないと回答者の回答も併せて読むようにしています。見方を変えれば、下衆な趣味です、はい。
この方のように、介護で悩まれている方々の文章を読むと、明日は我が身かもしれない、そう思えて読む側も気合いが入ってしまいます。
私に男兄弟がいないので、うまく表現できないのですが、「介護は女性のもの」と決まっているものでしょうか?末妹一人が介護とは、いくらなんでも、酷すぎると感じました。そういえば、以前も18年もお母さんの面倒をみた女流作家のインタビュー記事を読んだことがあります。その方も、兄が2人いるのに、その方だけが面倒をみて、プロの手も借りたとおっしゃっていました。
自ら司令塔となり、妹さんと介護に取り組むくどひろさんのような人は、滅多にいないのでしょうか?だから、新聞にインタビュー記事が載るのかもしれません…。
親や親族を介護すること。毎度よく見聞きする回答ではありますが、少しでも、心が楽になって生きることができるよう、プロの手を借りることも考えたほうが良いというところは、改めて字面で読むと心に響きます。付け加えて言えば、「正社員になれる最後のチャンスだから」という言葉は意外といえば、意外でした。「年齢で自分の人生を区切る」「自分の人生に介護をセットする」ことに、私自身も慣れすぎてしまっていたのです。
柔軟な考えが必要な場面なんでしょうが、行き詰まってどうにもならなくなってしまうのが、介護あるあるなんでしょう(実体験あり)。
私ももしかしたら、今以上に専門家のお世話になるでしょう。その時は、一人で悩まずにいようと思いました。