こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

報恩講 <我が家にて>

 報恩講のため、お坊さんが来られました。

先日、年に一度の報恩講という行事で、我が家にお坊さんが来られました。

親鸞聖人の祥月(しょうつき)命日は、1月16日です。報恩講はご本山でおつとまりになる御正忌(ごしょうき)報恩講(1月9日~16日)をはじめ、各地の別院や全国の真宗寺院、そして門信徒のご家庭でおつとめする宗祖親鸞聖人のご法事です。ご本山の御正忌に先だって、前年の秋の収穫が終わる頃からおつとめする場合が多いので、報恩講は「お取り越し」「お引き上げ」とも呼ばれています。

わかりやすかったので、勝手ながら、浄土真宗本願寺派のHPから、抜粋させていただきました。

 

報恩講に備えて、お掃除、お供えのお菓子を用意することにしました。とはいえ、ぎりぎりまで働きます。仕事先への信頼も大事だからです。なんといっても、稼ぎ時なのです…。

 

母も報恩講について、どれくらい、わかっていたかわかりません。カレンダーに書き込んでも、お寺さんから届いたはがきを見えるように貼っていても、何十回も同じことを聞かれました。恐らく、わかっていなかったのではないかと思います。私の仕事中、仕事部屋に入ってきて、(何年前に辞めている体操教室に)行く必要があるか、など話しかけてきて、困惑しました。

 

何度も同じことを聞く。未経験者の皆さんからすると、どうってことない話に思えるかもしれませんが、近い将来、私も介護離職をするようになるだろうか、と改めて考えさせられました。徘徊やトイレの失敗などへとつながっていくのだろうか。これが、介護離職の入り口になるのだろうか。とても心配になります。心配してもしかたのないものですが。

 

ただ、とんでもないお経(正式には、正信偈ですね)を言ってしまわないよう、練習しました。練習してよかったです。あれだけお唱えした正信偈も、違う節になっていたり、ひらがながついていても、全然違う言葉を言っていたりしたからです。おりんを鳴らしたかったようなので、ちょうどよかったです。ちゃんと修正できました。

 

私も母も疲れたはずですので、ゆっくり休んで、この連休を過ごしたいと思います。

 

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