意外なことから…母、やる気が出ました。
今日という日に、こんなことを書いて、申し訳ないと思いつつ、書きます。
夕方、思いもがけない訃報をネットで見ました。「世界はほしいモノにあふれてる」を好きで、時々見ていました。まだお若いのに、才能もあるのに、あれほどの美貌があるのに、信じられません。共演のｊｕｊｕさんとのやり取りが、まるできょうだいのようで、ほほえましかったのに。ｊｕｊｕさん、ショックを受けていないか、心配になります。合掌。
話を変えます。先日、母がやる気を見せてくれました。普段、「〇〇してくれる～？」とミルクボーイの内海さん的な言い方で頼んでも、ええ～たいぎい～（面倒、しんどい、ちょっと辛いなどの意味がある）と言うことが多いのに。
認知症を患うと、意欲が減少すると認知症関連のサイトなどで知ってはいましたが、ちょっとびっくりなお話でした。
それは、数日前のことです。「今日は親鸞さまのお命日なの」と言ったところ、じゃあ、お正信偈（浄土真宗各派で、おつとめで用いられる）をお唱えする！と言うではありませんか。母のやる気に驚きつつ、一緒にお唱えしましょうね！と言いました。
よく高齢な方にありがちな所作ですが、ツバをつけたら失礼だと、お経本を丁寧にめくっています。母のその心得は素晴らしいといつも感心します←親ばかならぬ娘バカですね。
デイへ行く前、時間が余ればやっているスクラッチアートは、いつも嫌がって、渋々しているのに(笑)
今日は、父の命日です。父が死んだこともわからないことがある今、どうなのか…
デイがあった日は、母なりに疲れてしまうのか、テレビもろくに見ずに寝てしまうことがあります。
それでも、頑張って、母はお仏壇の前でお正信偈や和讃をお唱えしていました。
父の命日を忘れて、どうしようと言っていたことには、目をつぶっておきます💦
週末になれば、母は父に会いたくなるのか、お墓参りをしたいといいます。暑い中、しんどくないといえば、私は大ウソつきになりますが、それでも母のやる気に応えたいと思います。
認知症になったからと言って、一気にやる気がなくなるわけでもないし、わからなくなるわけでもないということを、母から日々教わっているように思います。
明日は、どんな天気になるでしょう。
