こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

新しい人・ものに触れることで、脳も更新!

いつも、病院ネタですみません…

最近、暑い日が続きますが、皆さんお元気でいらっしゃいますか?

熱中症が怖いので、少しでも涼しくと窓を開けたり(一人でいる時は、ケチって、エアコンを嫌がる)、お水を飲んでもらったりして、母には対策をとっています。まだまだ、対策不足ですね。

 

先日、かかりつけのお医者さんのもとに行きました。

コロナがまだ厳しい状態であると、ここで改めて認識します。防護服を着た看護師さんが、受付で待機されています。

 

なんと、オンライン診療も始まったそうです😀地方の病院なのに、凄い!

コロナを機に色々変わってきているようです。

 

まだ、続きます。受付がなんだか違う…と思ったら、なんと支払機があるではありませんか!1か月、お世話にならなかった間に…びっくりです。〇に十文字、SHIMADZUの文字に、母と「島津製作所かねぇ」「そうじゃないの?」とひそひそ。

まさか、個人病院で見るなんて、ハイテクだ…と思わず、感心しました。母はあまりリアクションがありませんでした。

 

先生も初めて見る方でした。この先生も、女医さんです。何かなかったか聞かれて、外出先の頻尿について、先生に相談しました。

母なりに、あれ、いつもの女医さんでない、と気づいたようですが、優しそうな先生だったので(ああ見えて、怖がり)、気をしっかりもてたようです。

 

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母の受け答えはしっかりして、礼儀正しくて(他人には)、先生は「認知症患者」と書かれたカルテとの違いに一瞬戸惑われたように見えました。これが、まさに認知症患者なんでしょう。いつものように、診察で聞かれた私は、「母が頻尿で困っている」と言いました。

 

先生は母に、外出時の頻尿で困っていますか?と聞かれます。本人が困っているか否か、ここが過活動膀胱の一つのポイントのようです。母は、いいえ、と即答しました。確かに、母はやたら行きたくなるわ、ぐらいでそれほど困っていないような気もします。困っているのは、母が尿意をもよおすたびに、便座を消毒する私だけです( ノД`)

 

私は、出かける先では必ずトイレに行くこと、1時間に少なくとも2回は行くこと、家にいるときはそれほどでもないことを伝えました。

先生いわく、「本人が困っていれば、また対応しましょう。とりあえず、様子見で」とおっしゃいました。

 

初めて見る先生、支払機、変わったのは、それだけではありませんでした。

お薬を出されるとき、看護師さんがプラスチックの箱を持ってこられて、お薬を我々に見せて、飲み方について説明をされたのです。いつもは、お薬の入った袋を持ってこられて、粒が1日1回、漢方が1日3回と口頭でざっくり説明されていたことと大きな違いです。

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支払機を見ても、反応は薄かった母が、このことには反応して、ああやって、説明してもらえるとわかりやすいね、と言っていました。いつも、娘にだけ説明してお薬を渡されることに若干不満があったのだろうと思いました。ボケていても、自分に説明がなかったら、寂しさを感じるようです。

 

 

 デイへ行く前も、何度も何度もトイレに行くのですが、困ったといわないので、当面ゆるゆると見守っていきます。

 

それにしても、支払機の存在に大きく心と脳を揺さぶられた介護者でした。

新しいものに触れることは、脳に効きそうですね。

 

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