【認知症】なぜ、マスクをしない… <新型肺炎> <認知症>
認知症になってから、ますます意固地になっている?
外に出かけて働く人たちにとって、新型コロナウィルスの話題は、大いなる恐怖だと思います。心労もある方も、多いのではないでしょうか。
早く解決することを、心から願っています。
認知症の母は、「新型コロナウィルス(新型肺炎)」の存在そのものが理解できません。もしくは、その場では覚えていても、すぐ忘れてしまうのかもしれませんが、恐らく存在そのものがわからないのだと思います。
新聞を見るたびに、母は「風邪が流行っている」と言います。うん、風邪で亡くなることもあるでしょうけど、新聞にあれほど大々的に載るかね?と思いますが、最近はやっている悪い肺炎で、どうしてなったのかいまだにわからない、こわい病気なの、と説明します。
母には、病気への恐怖心がありませんので、春になったらどこかへ行こうとのんきに言います。
私はまだ死にたくありません…。
先生は、思い込み・こだわりは数週間・数か月続くこともある、訂正したりしないように言うけど、どうしても娘の私は、訂正してしまいます。ピックかと一瞬疑うような、幻もずっと続きます。ないものをあるとは、なかなか言えません。
誤ったことを言っても、うんうんと聞いてあげる人は、神仏レベルの人に違いありません。
ところで、最近マスクの品薄状態が話題となっています。我が家にも辛うじて、少しだけあります。いつかマスクがくると思って待っていますが、結構厳しそうです。近くのセリアにもほとんどありません。以前は、たんまりとあったのに。
母は何が嫌なのか、マスクをはめたがりません。一度、病気が怖いを繰り返して、はめてもらったことがありますが、それ以降マスクを手に取ることすらしません。何かマスクに恐ろしい気でもあるのでしょうか(笑) そもそも、帰宅後のうがい、手洗いすらありません。認知症になって、ものすごくずぼらになったのかと思います。
認知症になって、意欲がなくなることで洗髪など清潔を保つ行為もしなくなるといいますが、人の目を気にすることもなくなるのが原因かもしれないと考えています。
したがらないなら、仕方がないのか…世間を怖がらせる病気があるのに、大丈夫かと気になってしかたがないこの頃です。
母の前で、キョエちゃんの口調を真似していますが、
こんな時こそ、「マスクをしないなんて、むーりー!」(キョエちゃん風)と言ってみたいです…。
歌詞に優しさがあふれていて、とてもいい歌です。作詞作曲者の逮捕さえなければ…残念です。