こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

これで良いのだ <デイサービス><型抜き染め体験>

デイで、型抜き染め体験!

今回も母は、デイからごきげんで帰ってきました。デイからご機嫌で帰宅できたことは、本当に良かったといつもありがたく思っています。そして、おなかが減った(毎度のことです)というので、用意しておいた、ゼリーとあめを渡しました。認知症は、過食の傾向があると読んだことがありますが、母もその一人です。

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 「今日、お昼どうしたっけ?」

「今日は、デイでお寿司の日だったらしいよ。」

「みんな、そんなもの食べていないと言っていた」

(デイの)みんなで、という言葉は、最近の母の言葉となっています。子どもやいやな人が「みんなが〇〇した」「みんなが言った」と似ています。

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 私は、母が食べていない、とか○○していないといった、否定的表現は、基本信用していません。スルーです。デイの職員さんを信用しています。

「今日、何したっけ?」なぜ、私に聞くww

「今日は、デイへ行って、みんなで型抜き染めもしたんだって。」連絡帳を見ながら、見てきたかのように言う私。見ているように話すのは、職業病というより、私の単なる得意技ですww

 

「なんで、あんた知っとるん?」

「連絡帳に書いてあった。職員さんに言われたとおり、別の部屋に1週間干すことにしたよ」連絡帳と送ってくださる職員さんの情報が、私の貴重な情報源です。何もしないのに、知っていたら大変です。私は、超能力者になってしまいますww

「職員さんと話をしたの?」帰宅時、母の目の前で話をしました…。

母は、「ああ、私、ぼけた」としょんぼりします。

ぼけたって、言えるうちはいいらしいよ。という、意味のない励ましで、なんとなく母の気持ちも持ち直し、いつも会話は終了しています。

 

それはそれで良いんです!(キッパリ)

明らかに、認知症の症状があるのに、ぼけていないと言い張る姿にいら立つ要介護者の話を読むことが結構あるからです。それでいいのだと思うのですが、意味のない励ましでいつも終わって、これでいいのかなとたまに気になることがあります。

と言っても、完治することのない病、本人の性格や家族構成などで、答えも違うのだろうし、これで良いのだとなんとなく終わらせる私でした。

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