何か作ってみようかな…<美術療法>
母も鬱的なことを言うので…
できれば、一緒に何かを作ったほうがいいのだけれど…
新聞に「美術療法」について、紹介がありました。
貝を磨くことから、小さな美術作品に取り組んで、絵を描いていく。そこから、専門家のアドバイスを受けながら、心の元気を取り戻すものだそうです。
貝を磨いたり、絵を描いたりすることで、前向きになれるのなら、それは素敵なことです。
恐らく、薬の服用と並行して行われていると思うのですが、それで辛い症状が減っていくのなら、良いと思います。
母はデイでは、上手く促されるのでしょう、押し絵や刺し子を作っているようです。ただ、家では、かたくなに作ろうとしません。
塗り絵とか、刺繍とか、母ができそうなことを促してみますが、やりたがりません。
このやる気のなさは、認知症ゆえなのか、単に年をとっただけなのか、私にはわかりかねます。
この文章をお読みいただいている方からは、たまに、魚を焼いてくれたり、ごはんを炊いてくれるからいいではないか、と思われるでしょう。娘としては、それ以外に一緒に何かを作って、認知機能を元気に保つようにしたいのが、本音です。
素敵な絵を見に行くことから、はじめようかな…。