デイ通いをいやがる母 <デイサービス>
帰るときは、笑顔なのですが…
認知症もあって、母はデイに通っています。最初、認知症専門デイに行くかと思っていたのですが、一般的なデイに通うことになりました。
母はデイではお風呂に入らず(娘としては、家であまり入らないので、せめてデイでは入ってほしいのですが)、その間手作業をしたり、午後になったら職員さんが考えてくださったプログラムをこなしているそうです。多分、どこのデイも似たようなものでしょうが、母が朝になると、デイに行きたくないと駄々をこね、帰宅するときは笑顔になっているところも似ているように思います。
行けば楽しいことがあることを、忘れているのかもしれません。パジャマから着替えたり、支度がしんどいのかもしれません(支度のほとんどは私がしていますが)。
できれば、そのまま寝ていたいのかもしれません。認知症患者のこころを読み解くのは難しいです。幸い、行きたくないという時間帯は、連絡をする時間の後なので「もう締め切られたよ」と言います。それを言うと、仕方ないと思うようです。優しそうなふりで、「もし具合がわるくなって、帰りたくなったら途中で帰らせてもらえばいい」ということもしょっちゅうです。こんなことを書いていると、いまさらながら自分が鬼娘であることを認識します。
子ども返りしてしまうのかな?お子さんを育てているひとは、なおさら大変だなと思います…。
一人でお昼を過ごすより楽しそうだし、頭も元気になるし、いいと思うんですけど…難しいですね。
なんとか、楽しいところ=デイと覚えてもらいたいです。私も65歳以下だったら、試してみたいところです。実際、母娘そろって、職員さんの笑顔にいつも癒されているのですから、デイには良いイメージをこれからもずっと、頭に植え付けておきたいと考えています。