さすがにやばいと思ったこと。
まだまだ、進んでいくのだろうけど…
昨日は、ちょっとしんどい日でした。ええ、私がしんどかった日でした。
昨夜、テレビをつけると、当然のように京都アニメーションの放火事件と吉本興業についてのニュースと参院選のニュースが流れました。
1~3分間隔で、これらの話題について、聞いてきました。「お母さん、この1時間で何十回目よ」何度言ったことでしょう。昼間は、京都アニメーションの放火事件と吉本興業についてのニュースについて、新聞を見せながら、何度も繰り返し説明しました。新聞がなければ、死にかけました。夜になったら、選挙について、何度も何度も聞かれ説明する羽目になりました。選挙の話題は、絶え間なく、途切れずに話したように思います。選挙権は大事なものだと思いますが、それはそれ、結構しんどいです。一回忌のときや台北旅行のときのように、紙に書いて説明しようかと思ったほどです。でも、選挙はともかく、良くない話題を紙に書くのは…。
このところの母は、最近話題になっていることがさっぱり理解できないし、説明を受けても忘れるようです。テレビのニュースで見ることが、最新の話題となっています。何日も前から話題になっていることなのに。お金関係について、よく聞いてくるのは、まだわからないでもありません。大事なことですし、心配になるのも無理はないと思っていますから。
「新聞は読んでいる」いつも、母はそう言います。その割には、京都アニメーションの放火事件と吉本興業についてのニュースと参院選のニュースに理解がないのは、どうしてなのか理解に苦しみます。最近、文字を読むのも少し怪しいことがあるから、そのせいかと思います。
大阪に本社があるこの新聞社が発行する、新聞にこれらが載っていないわけがありません。
そして、昨日は選挙に行ったのに、完璧に忘れ、「ここでは選挙はなかったよね」と言い放ちました。行ったよ!〇〇小学校まで一緒に行ったよ!と1時間に何度言ったことでしょう。
もし、認知症の人が近くにいるみなさん、家族は疲れています。言葉にならないほど、疲れています。
これで、トイレの失敗をしたり、徘徊をするようになったら、家族が疲れ果てるんだろうな…。