こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

満中陰志のお返し <認知症><介護>

大阪のいとこから、満中陰志のお返しが届きました。

以前、父の弟であるおじが亡くなったあと、大阪へ出向き、手を合わせました。そのお返しだったようです。

佐川さん、配達票ではなく、スマホに名前を書けばいいのですね。ハイテクな感じがします…私だけでしょうか?*1

 

佐川さんが帰った後、母からどうして宅急便が来たのか、どうしてきたのか、何がきたのか、何度も繰り返し聞かれました。認知症あるあるなんでしょうが、気になったら最後、何度も何度もしつこく聞かれます。8月に父の弟であるおじさんが亡くなったこと、お葬式には出なかったけど、代わりに大阪のおじ宅へいとこと3人でお参りしたこと、説明するはめに…しかも、何度も(;^_^A

認知症患者だから、しょうがないとはいえ、疲れてしまいます。怒りそうになります。いつものように、紙に書いておけばよかったです。(くどひろさん方式です)

 

そのあと、いとこに電話して、お礼を言いました。

関東方面にいとこの妹が住んでいたのですが、幸い無事だったそうで、安心しかけていたら、なんと筋腫ができて、長時間の手術になっていたそうです。人間、何があるかわかりません…。そこで、四十九日は、いとこ一人で行ったと聞きました。

一人だけの四十九日は、初めてだとお坊さんにも言われたそうです。お坊さんは、おじいさんおばあさんがいない分、気が楽だったみたいです。なんかわかる気もする…。

 

いとこは、40代で両親を失いました。その代わりと言ってはなんですが、介護や8050問題とは無縁になります。親を喪ったことはとても悲しいけれど、介護の心配をしなくて良いのは楽かもしれないと失礼ながら思っていました。

ただ、同居していた父親(私から見れば、父の弟・おじさん)がいなくなった今、毎日が寂しいと聞いて、介護と無縁でよかったと思っていた自分を恥じました。

 

家族と早く死に別れても、介護が必要になっても、生きやすい日々を送れる、日本がそういう国になればいいなあと思いました。

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大阪と言えば…

大阪に、笑顔で行けることができますように。 

 

 

 

 

 

 

*1:´∀`