こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

昨日はいろいろありました…(お食事中の方は、あとでお願いします)

仕事どころか…

昨日は、姉と会い、一周忌について、簡単ながらも打ち合わせや、旅行について話し合いました。最初は、姉の提案で、母の出身地に行く予定だったのですが、どうにも今月中にホテルがとれず(当たり前ですね)、別のところに行くことになりそうです。

 

母を真ん中に座ってもらって話をしましたが、母はあまり話に加わらず、黙って聞いていることが多かったです。一周忌が終わるまで、何度も何度も聞かれることでしょう。ただ、昨日の母は、今後のスケジュールとお金以外のことで繰り返して聞くことはほとんどなく、姉から怒られることがありませんでした。朝から怒られることを予測していましたが、母も頑張ってくれたのかもしれません。今後のスケジュールとお金が気になって仕方がないことは、姉もわかってくれたようです。普通の人なら、スマホのメモ機能やスケジュール帳に書き込むのでしょうが、母はそれがありませんので、何度も聞いてしまうのかもしれません。今後、母用のメモ帳を持参することもよいかもしれないと思いました。

 

ただ、母は頻尿がすさまじく、何度もお手洗いに行きました。おそらく2桁は行ったでしょう。幼いころ、母が祖母に言われたことにとらわれて<一人でトイレに行くと、ことりにさらわれる…など>、外出先で一人でお手洗いに行けません。その都度何度も付き添いますが、当然ながら、人間の体からそんなに尿は出るわけがありません。尿意があるのに、出ない状態です。

 

幸い、昨日はかかりつけの先生にお薬をいただく日でした。母がこの辛さを訴えたので、尿をとることになりました。ただ、看護師さんも先生も尿管に管を入れることが不可能で、尿をとることができません。そこで、地元の総合病院に先生が連絡をしてくれて、そこへ行くことになりました。病院の1階に救急センターはあります。

 

「今日は何度お手洗いに行きましたか?」と救急科の先生の問いに、「朝2回ぐらいで、あとは行っていません」と母。私は驚き、20回は行ったと訂正しました。

ドクターも苦笑いです。結局、カテーテルで尿をとりました。20ccと極めて少ない量だったそうです。

ドクターや看護師さんの解説によると、水分不足が頻尿を招いてしまうことがあるそうです。幸い、何もわるいことはありませんでした。確かに、昨日の母は外出先でお手洗いに行くことを恐れて、少ししか水分をとっていません。病院内にあるコンビニでお水やカルピスを買ってきて、水分をとりました。無事尿が出たということで、帰宅しました。

 

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イカップに入れた、お茶の画像を入れました。


その病院は昨年、父が最期を迎えたところでした。最初1階にある救急センターに運ばれ、次に2階へ、そして個室へ移され亡くなりました。この病院の場合、2階に移ったのは、重篤の患者だけだったのかと今にして思います。母は、1階で解決したあと、帰宅しましたので。

きっと、お父さんまだ来るな!と言っているよ、などと言っていたら、本当にそうなりました(笑)病院の先生、看護師さん、病院のスタッフの皆さん、父、すべての人に感謝です。

 

姉には怒られずにすみ、母は元気で帰還しました。私は気疲れが半端なかったのですが、母の様子を見て元気を取り戻すことができました。デイに行く日は、毎回職員さんから母の調子を聞かれるのですが、解決したこととはいえ、この話をしました。連絡帳にも書いておきました。今日は、へたなイラストはなしです(笑)

 

母はかかりつけの先生のもとから、総合病院へ行って帰ってきたことを見事にわすれておりました。私、ぼけたわ…としょんぼりしておりましたが、たぶんまたすぐ忘れてくれたと思います。すぐ忘れてくれることも認知症の良さかもしれません。

 

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回覧板にあった、かわいいイラストです。

やっぱり元気が一番ですね。