こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

認知症に関わって。

まだまだ、わからないことが多いけれど。

母が認知症と診断されて、1年以上経ちました。腹を括ってから、それだけ経ったことになります。

 

振り返ってみれば、診断前より、母のおかしな言動が減ったような気がします。激高することも、なくなりました。そして、自分はボケたと自ら言うようになり、明らかに忘れてしまったことを認識することもありました。これらは、私にとって、良かったことのように思えます。次々と忘れているのに、時には人に迷惑をかけているのに、何も忘れていない、私は何ともない、そんな風に言われることは、結構苦痛です。病気のせいとはいえ。

 

おかしな言動が減ったのも、激高することがなくなったのも、途中から別のお薬に変えたからでしょう(でしょうと言っていますが、かなり確信しています)。デイへ通ったことも大きかったです。家族にとって、デイの職員さんや利用者さんの笑顔で、明るい気持ちになりました。ここも見逃せないところでしょう。

 

物忘れの治療を始める前、介護保険の認定を受ける前は、気をもむことも多いし、気疲れすることもありましたが、頑張って良かったです。

 

私にとって良かったのは、SNS、ブログをはじめ、ネットで認知症について、どう向き合っていくか、学べたことです。私だけじゃない、という思いは、私を元気づかせてくれました。そして、いろんな情報をくださる介護職の皆さん、介護者の皆さんへの感謝が、今の私にゆとりをくれました。皆さん、本当にありがとうございます!

 

この穏やかな日々がいつまで続くか、わかりません。せめて、家族が前を向いて行けるように、努めていきたいと思います。

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ちょっとポップな感じを、出してみました!