こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

危ないのは私じゃないか!ぼーっと生きてんじゃねぇよ!<介護者の健康>

前から思っていることを書きます。介護者の皆さん、お身体は大丈夫でしょうか?

母が認知症と判定されて、来月で1年になります。母が認知症と診断され、父があっけなく病死、法要を行なったり、お墓を注文して建てたり、役所や銀行に行ったり、早いものです。チコちゃんによると、「時が経つのが早く思えるのは、ときめきを感じないから」だそう(字の色を、チコちゃんの服に合わせてみました!)ですが、半分以上当たっています。お世話になっておきながら、こんなことを書くのはかなり失礼であるのですが、人が亡くなったということで、法要やお墓を建てたり、役所や銀行に行って手続きをとったりすることに、ときめきを覚える人はそういないでしょう?

 

でも、一つ良いことがありました。薬を変えて、母は荒れなくなったことです。薬を変える前に脳内に良くないことがあることがわかって、脳外科の先生に診ていただいて、お薬をいただいたりできたこともありました。相変わらずよく忘れますが、前のように穏やかになってきています。本人も、ぼけたと認識していて、たまに落ち込んでいます。ただ、感情のコントロールができるようになって、怒ったり、暴れなくなりました。穏やかなおばちゃんになっていて、良かった!といつも思っています。たまに、発する言葉が冴えてることもあります。お医者さんからいただく薬とデイサービスのおかげです。あと、介護者の皆さんのブログを参考にしたことが、母にとって良かったのではないかと思います。どう対応していいか勉強になりましたし、「私だけじゃない」と思うと介護者の元気も出てきます。

 

でも、いつも思うのです。介護者の方々は、自分の健康を忘れがちになっていませんか?認知症を患う家族を思いすぎて、先のことを心配しすぎて自分のことを忘れがちになるのかなと思います。当然と言えば、当然のことです。そして、私だけかもしれませんが、しょっちゅう自分用のお薬を飲み忘れそうになります。市販の頭痛薬すら飲まずにいて、母に叱られます(;'∀') 危ないのは私じゃないか!ぼーっと生きてんじゃねぇよ!と、チコちゃん風にしょっちゅう自分に突っ込みを入れています(笑)母の服用管理はできるくせに、自分のお薬をちゃんと服用しているのか、怪しくなっているのです。気をつけなければいけません。

 

介護者の皆さん、心身の健康を大事にしていきましょう。どこかで、楽しいことを見つけて、自分を褒めてみるのも良いと思います。暗い気持ちでいたら、薬を飲み忘れていたら、介護者自身の身体が弱くなるでしょう。

楽しい番組を見て、笑うのもいいかもしれません。介護者がいなければ、患者さんの具合は悪くなっていきます。母もせっかく、落ち着いているのだから、私の健康も同時に守るつもりでいたいと思っています。

f:id:happy1222:20190329150239j:plain

数年前に撮影した画像。お花見できたらいいな。