こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

【認知症】【介護者】3年以上言い続けていること。そして、その都度言い、思うこと。

「私は在宅で働いている」こと。

母は、いまだに私が外で働いているものと思っているようです。

「明日、仕事へ行くんでしょう?」

 

もし、そうだったら、もう少し早く起きているし、お弁当の準備もしているはずですし、もう少しこましな(笑)恰好をして、外出しているはずなのですが、いまだに理解できていないようです。私が派遣で働いていた時代で、母の認識は止まっているように見えます。3年以上前でしょうか。あのころから、母の認知症は確実にスタートしたのかもしれないと今にして、思います。

そして、上記の質問は、なぜか、夜に気になってくるのか、夜に聞いてきます。

鍵をかけたかどうか、明日仕事に行くのか。認知症お得意の聞きまくりです。

家族は結構辛いです😭

 

その都度、「今は家で働いているよ」「3年以上言い続けているんだけどね(笑)」

と言います。

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日本には、約10万人が介護離職されます。その多くが、認知症患者への介護だそうです。実際、介護離職して、要介護者とずっと向き合うのは、息が詰まりそうになってくるのは、容易に想像できます。同じことを何十回聞かれるだけでも、しんどいことがあるのに、プラス他のことがたくさんあるんです!

 

介護生活にあるのは、介護者が世間と隔絶され、収入源を絶たれ、辛い思いを味わうことなのです。希望はありません。どう見ても、精神的に良くないのではないでしょうか。

 

母と向き合うためには、仕事をしていることが私にとって大事なのかもしれないです。仕事をしている間は、辛さが減ります。介護以外について、気分を持っていけます。

辛い中でも、気持ちを明るく灯すことができる。そのためには、大勢のプロの力を借りていくようになるのです。

いつもの終わり方ですみません…でも、いつもそう思っています!