ひとり漫才、違う違う(笑) <認知症>
あまりに面白かったから、ミルクボーイの漫才を語る。
私もそうですが、母も楽しい話が好きです。
面白い話、猫や犬の話…ネットで見つけた楽しい話やブログがあれば、母に話します。すぐ忘れても、楽しいことが満ち溢れていればいい…そんな気持ちです。
マイナス思考になることも多いので、尚更です。
このブログにも、ちょくちょく書いていますが、この間のミルクボーイの漫才が本当に面白かった。
「おかんの好きな朝食は、コーンフレークか否か」
「おかんの好きなお菓子は、最中か否か」
一つのテーマを行ったり来たりするだけなのですが、これがとても面白いのです。お腹を抱えて、笑ったのは久しぶりかもしれません(笑) 私はググって、ほかのものはないか、探してみました。どれも面白かったです。とりあえず、コーンフレークネタを母にも言ってみよう!と思いました。介護者にとっても、要介護者にとっても、笑いはお薬並みに情緒に効くように思っているからです。
今のネットはすごいですね。1か月も経たないうちに、文字起こしされています。
介護者にとって、ネットは大きな武器です。
「こんな面白いものがあったんよ」と母に言ってみると、狙い通り知りたがります。
そこで、タブレットを取り出して、彼らの漫才を再現してみます。母、大爆笑です。
ミルクボーイのお二人、ファンの皆さん、ごめんなさいね。ド素人が再現して(汗)。それでも、面白いことを母に伝えたかったのです。
再現してみると、気が付いたことがあります。
彼らの漫才は、ほかのコンビに比べて、ややゆったり目に話しているような気がしました。言葉全体がわかりやすく聞こえて、笑いにつながりやすいように思えました。
赤いスカーフを巻いた虎のマークが頭に浮かぶことができたのも、最中がすぐ思いつけたのもそれではないかと思いました。
認知症の人と話すときも、ゆっくり目がいいと聞いたことがありました。
確かに、認知症でない私も、ゆっくり目だと話の内容がイメージしやすく、わかりやすく思えたので、脳がエラーを起こした状態、認知症患者だと、そのほうがより良いのかと母の反応を見て思いました。特に母は耳が遠いです。気をつけなければいけません。
話すときは、わかりやすく、わからなければ言い換えることを母への対応で気をつけていましたが、ちょっとゆっくり目に話すこともいいなと思いました。