してくれない妄想…文句・悪口はどうしたらいいでしょう?
してくれない妄想
もしかして、母だけの妄想かもしれませんが、母はよく「~してくれない」とよく言います。あと、不平不満も。
「~してくれない」は、健康な人からもよく聞く言葉です。ただ、母は認知症。
これも、妄想の一つではないかと思います。よくしてもらっても、実感できない。
この間、お寺さんから旅行に連れて行ってもらったのに、「全然良くなかった。適当に手を抜いたみたいで、あまり考えてくれなかったみたい(これが認知症患者でなければ、よく言うわ!よく見て言えや!と突っ込む場面です…おっと、言葉が悪くて失礼しました。)」と言いました。
デイに行く前は、「面白くない」と必ずと言っていいほど、言います。
そこで、私は切り返します。笑いながら、言います。
「お寺さんは、よく考えてくださっているよ!いくら、旅行会社の人と打ち合わせたとはいえ、すごいよね!大体、広島から城崎は遠くてなかなか行けないよ!おまけに高級旅館に泊まれたし!いっぱい楽しい思いをしたね!おまけに、みんな優しくて、同じことをずっと話している私たちに、誰一人舌打ちをしなかった。」
「デイの職員さんはよく工夫していて、どの人にも合うように考えて、動いているんだよね。すごいというか、なかなかできないことよ」と言っておきました。
どれも事実です。そして、私はyesもnoも言っていません。
きっと、私の頭にくどひろさんの悪口を言うご家族様への対応がインプットされていたのでしょう。
私はこの方のブログから影響を受け、母は私の言葉から洗脳されれば良いのですが…母の事だからずっと言い続けるでしょうし(認知症になってから、こだわりのようなものが強くなったので)、道は長いと思いますが、ゆっくり洗脳していく気でいます。