人ごとでも、切ない。
もう少しで90だったのですが…。
近所のスーパーで買い物を済ませ、歩いていると、前で女性二人が立ち話をしていました。
「おかあさん、お元気?」
「実は…」
この様子からすると、この二人は親しいものの、ご近所ではないようです。
「お母さんおいくつだったのかしら」
「88歳でした」
「ああ、そう…あなたはよく頑張ったわよ!」
恐らく、お母さんを介護中の娘さんだったのかなと思いました。
90にたどり着けなかったのは、確かに残念だったと思います。でも、ずっと介護をし続けるのは正直辛い…良い意味で苦労した感じがなさそうな方でしたが、若い人の苦労があって、長生きをするのも当事者としては辛いと思いました。
母が今後、何年生きるだろうか、改めて気になります。母はどれだけわかっているのか、言葉だけではいいことを言うので、よくわかりません。
育児と違って、介護はどれだけ年数がかかるか、わかりません。
長生きをするのなら、これ以上認知症が進んでほしくないなというのが、家族としての本音です。でも、認知症が進みまくって、長生きをしている人って、多いのですよね…。