昨日は、12月8日。
当たり前だ!わかっているわ!
と皆様、お思いになるでしょう。そうです、普通の人には当たり前なことなのです。
昨日は12月8日、今日が12月9日。(ブログは2020年12月9日書きました)
でも、認知症患者は、今日も昨日も日にちがわからなくなります。
昨日も、例にもれず、何度も、いえ何十回も、日にちを聞かれました。
「朝、旅行に行く」と言うのを、違うと言い続ける<それが終わったら、日にちを聞かれ続けます<夜になったら、「鍵を閉めた?」と延々と聞かれます。
おかげで、昨日は何十回も、「今日はお釈迦様がお悟りを開いた日。真珠湾攻撃があった日」と繰り返しました。どんなに忘れっぽくても、逆に覚えてしまいます。
それにしても、同じことを何度も答えるのは、気力も体力がいりますね。しかも、あまり反応がありません( ノД`) いつもは、「お母さん、これ5回目よ」と言うことで、ガス抜きをはかるのですが、柳の姿勢でいるといいのかな、今度試してみましょう。
柳の姿勢、吹かれるままでいることって、難しそうです。私が存在する限り。
でも、これはまだ序の口で、いずれは徘徊とかトイレの失敗に向き合わないといけないのです。立ち向かえるか、私。
近くの学校で、時々先生のお小言(正式に言えば、お怒り口調。同じようなことを言っている)が聞こえますが、先生方の心情がわからないでもありません…。