【認知症】介護者、謎の悪夢を見る(汗)、そして母の気づかい。
なぜ、あんな夢を見るのか…。
昨日の朝、午前3時ぐらいだったでしょうか、恐ろしい夢を見ました。
春の昼間でした。やせた大人の女性がなぜか夏物のような、薄地のセーラー服を着て、私の目の前に現れます。彼女は、なぜか、我が家の1階にあるテレビとキャビネット風物入の間に隠れていて、出てこようとしています。テレビ周辺には、大人一人が入れるスペースはありません。なんでここに?と思う私の声が聞こえたのか、女性は私に向けて焦ったような、何か言いたげな訴えかけるような顔を見せました。
焦るのは私であって、あなたではないでしょう!!
あまりにも恐ろしくて、声が出ず、出せない声を振り絞って出しました。そこへ、「どうしたん?大丈夫?」と不安そうな母の声がしました。自分と母の声で、目が覚めました。夢は強制終了となりました。良かった。
夢だった、そして母が心配してくれていたので、ありがとう、何でもなかったとお礼を言って、再び寝ました。幸い、夢の続きはみませんでした。母も安心したようで(忘れただけかもしれないけれど)、寝ました。
以前、長谷川和夫先生のお嬢様が「父は、若い頃から家族を喜ばせるのが好きでした。認知症になった今でも、そういう傾向は続いています」といった感じのことをおっしゃっていて、母の言葉もそうなのかなと思いました。ぼけても、娘のことを案ずることができてよかった。とても大変な介護者さんがいらっしゃるのに、こんな呑気なことを書いて申し訳ないです。
認知症患者でも、人を気遣うことができるんですね。もとの性格が残ると良く分かった朝でした。