一番大事なこと。家族が元気であること…<認知症>
わかってはいるけれども、聞くに値するアドバイスってある。
久しぶりに、地元の女性と話をすることになりました。母のことを知っている人が何人かいて、心配されました。母は表情も楽そうな感じに見えている分、私が大変そうに見えるようです。確かに、結構疲れることはありますけどね…。
何人もの女性から、「お母さん、調子よさそうだけど、(家族である)あなたが元気であることが大事」「(娘である私が)いっぱいいっぱいになる前に、ケアマネさんに相談するといい」などと声をかけてもらいました。ごもっともです。知ってはいることだけど、確実に守れない・できないことかもしれないと思いながら、聞きました。地元の小さなエリアでも、親が認知症を患って、苦労する人はいっぱいいるようです。
認知症は一部を除いて、治療できない病気です。私の想像ですが、人類が罹る病の中で、一番悲しい病気ではないでしょうか。それでも、症状の進行を遅らせたり、人として豊かな生活を送ることはできると言われています。かなり病気が進行した人でも、相手を思いやる気持ちを持った人もいるそうです。ちょっとでも、母に日々の中に楽しい思いを見出し、味わってほしいです。(期待しすぎると辛いから、あまり期待しないようにします)
育児と違って、認知症をめぐる介護には辛さ・悲しさ・しんどさしかないことが多いです。人様のブログを読んでいたら、私もいつかこの辛さを味わうのかと、思うこともあります。でも、辛い中にも、ほんのりと明るさ・楽しさを見つけ出したいです。ほんの欠片でも、このブログで日々の楽しさを思い出していただければうれしいと思っています。
まだまだ、暑い日が続きそうです。
皆さん、どうぞご自愛くださいね!