いろんな形で、物事を知るのでしょう。
経験値を積むこととは
一周忌の案内状を印刷してもらいに、地元のショッピングモールに行きました。
四十九日の案内状を送って以来です。同じ店員さん(店長さん?)でした。一回頼んだだけなのに、前回より少し落ち着いてお願いできたのは、私が一回だけ慣れたのと、店員さんのおかげですね。どちらかと言えば、後者だと思います。ありがたいことです。
こうやって、いろんなことを考えて、行動していくことで、経験値は積まれていくのかなと思いました。そして、これらは認知機能の衰えとともに失われていくのでしょう。悲しいけれど、現時点では仕方がありません。私が母にできることは、限られています。
お葬式など、人を送り出す悲しい出来事がある反面、人は知識も優しさも増えていくのでしょうか。年齢とともに、温かみと(河童さんたちのように)世の中を泳げる知識が私の中に積もっていけたらいいなと思いました。いずれは失うかもしれないもの、だからこそ増やしていきたいと矛盾した考えを持った夜でした。
※この後、印刷屋さん(といっても、はんこやお数珠も売っている)から電話があり、校正を行いました。やってみないとわからないこと、やってみて初めてわかることがあるんですね。当事者だからわかるのでしょう。