母、ショートステイから、帰ってきました。
今年できたばかりのショートに行きました。
今夏、わけあって、再度母を半月ほどショートステイ(以下ショート)に、預かっていただこうと思いました。
残念なことに、前回利用したところは定員いっぱいだったそうで、別のショートを紹介していただきました。
いきなり、半月ショートに行くのは辛いでしょうから、お試しみたいな形で何度も行ってみましょうとケアマネさんから提案をうけました。
母は認知症になってから、ますます不安感が強くなりました。私がトイレやお風呂に行っている間にも、呼ぶような母(そんなに頼りにならない娘なのにね!ww)には、いきなり2週間ショートに行ってね、はきついです。
過去数回お世話になったショートは、もしかしたら、前回不安感強すぎて、「預かれない」「難しい」と言われたのかもしれません。
今回お世話になるショートは、今年できたばかりのところです。
こっそり内緒で母に2,3回現地まで行って、一緒に建物を見ました。残念ながら、コロナで本格的な見学ができいのです。
母がすぐ忘れてしまうのは承知のうえで、なんとなくでも「行ったことあるわ」と思ってもらえないかなと思ったりしたのです。
期待は厳禁。認知症の母と暮らして、感じることです。期待をするから、腹が立つ。怒りが沸き起こる。期待をしない、どうせすぐ忘れる、そう思っているほうが腹が立たない。本当は、こんな考えは良くないのかもしれませんが、私のメンタルを優先します。
すぐ忘れても、娘である私と一緒に見たショートの建物が母の脳に入り込んでくれればと思っています。我ながら甘い。認知症の記憶はそんなものじゃないのに。
ショートの建物は国道沿いにあり、海辺の高台にあります。周りに民家や会社もあり、寂しそうに見えません。
たまにありませんか?結構、町から離れている老人施設とか。あれは母に合うのかな…徘徊防止になるのでしょうが、寂しがりの母には良くなさそうな感じがしました。(個人の見解です)
きっと窓から瀬戸内の海が見えるに違いない、そう思わせる立地です。
課題の中で「不安感の低減」の文字に、ほっとしました。ケアマネさんも私も不安感が強い、と何度も言ったので、課題にしてくれたのだと思います。
最終日、母はニコニコしながら、自宅に帰ってきました。
職員さんの話と連絡票(と言えばいいでしょうか)によれば、帰る前日、3日目、私を探すことがあったそうですが、職員さんが話しかけたら落ち着いたそうです。前回と全然違います!
何が良かったのか、たぶん職員さんの対応が良かったのだと思います。
帰宅後も興奮したり、おかしなことを言ったりすることもなく、むしろ今までよりまともでした。トイレの失敗もありませんでした。スリッパも割とまともに履けています。(後日、次々やらかしましたが)
紹介してくださったケアマネさん、ショートの職員の皆さん、ありがとうございました。
またお世話になりますが、よろしくお願いします。