こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

別名 藤吉郎(笑)

今時、こんなことをする介護者はいるでしょうか…(笑)

母は、めったに入りません。最後に我が家のお風呂に入ったのは、いつだろう…、それすら忘れてしまいました。私の記憶も怪しいものです。

説得するほどのことはないかもしれませんし、いやなものはいやなんでしょうし、どうせ死にはしないだろうからと放置気味になっています。

何と言っても、あまり、シャワー浴びろ、お風呂入れというのは、本人にとって苦痛でしょうから。

(なので、ショートで1回お風呂に入れたのは、ありがたく思います)

 

 その代わりといってはなんですが、デイに行く前にインナーは母に替えてもらいます。

若い職員さんに、申し訳ないもんね!と言うと、素直に替えてくれます。

あと、母はお風呂やシャワーはいや、というか何のかんの言っていやがりますが、着替えと熱いタオルで顔や首回りを拭くことはOKみたいです。温かいタオルは、使っていてとても気持ちが良いそうです。作り方はとても簡単、濡らしたタオルを電子レンジで温めれば、OKです。もちろん、ターンテーブルは洗ってから、タオルを温めます。

 

ただ、インナーが冷たいと嫌がる嫌がる…年齢的に無理はありませんが。心臓がおかしくなりそうですものね。温かいインナーだと、機嫌よく替えてくれます。

そこで、木下藤吉郎のごとく、私が着ている服の下におパンツやシャツを入れて、あったかくします。ご想像以上に、私のジャージは、もこもこしています(笑)。 見栄えはかなり悪いですが、インナーはほんのりあったかいので、嫌がらずに着替えてくれます。着替えると言っても、シャツもおパンツも、私が手伝っています。汚れた部分を踏んで歩き回られたことがあるし、身体が痛いというしで、掛け声とともに着替えてもらいます。

 

木下藤吉郎的なことをしながら、同時進行で他のことをしながら、インナーを温められるという、特典付きです。私、誰に勧めているのでしょう(笑)

 介護をしている皆さん、もっと素敵なアイデアがあるんでしょうね。

f:id:happy1222:20210313210406j:plain

インナーの画像を出すのは、さすがに問題がある😀ので、温かい手作りグッズの画像を出しますね。段ボールで織物を体験したときのものです。

 

私「いつもの藤吉郎だね~!」

母「木下藤吉郎!」(なぜか元気に即答)

私「その通り!(財津一郎さんばりに)」

と、人から見れば、かなりあほらしい会話をいつもしています。

ちょっとでも面白い会話をして、認知症が遅れてくれないかなと願いつつ。いや、ありえないかもしれませんが。

 

追い打ちをかけるように、先日東大の先生が、「木下藤吉郎が懐に草履を入れて、温めていたという話は実際になかった」とおっしゃっていて、軽くショックでした。先生の話、なかったことにしておこう(爆)

三蔵法師様を女性だと、〇十年思っていた私ですから、騙されるのはわけないのかもしれません。

f:id:happy1222:20210222214236j:plain

ここまで書いて思い出すのが、石田三成の「三軒の茶」は実際どうだったんだろう?

 

いつか、彦根に行きたいな。