誰が誰やら、わからなくなった??
ついに、聞かれてしまいました。
「目の前のあんたが誰か、わからない」
昨日のことです。お菓子を食べ終えた後、母は言いました。
誰だと思う?とクイズのように、私は言ってみました。ついに来たか…と思いつつ。
母は、姉や私の私の名前を出し、どちらかだと思う…と言いました。
母、私のことも誰かわからなくなったようです。 悲しいですが、仕方ありませんね。
そのあとは、「ここに誰か男手はなかったっけ?」とわざわざ、2階まで聞きに来ました。
父はすでに死亡、母は息子を産んでおらず、我が家に男性はおりません。姉一家は、隣町(といっても遠いです)に別に所帯を持っています。
しばらくして、母が再び2階にやってきました。
「ごはんのおかずを買いに行かないといけない。今いるのは誰?」
認知機能がかなり衰えてしまったのだと、実感しました。まだ4時台の話です。
このままだと、排泄がうまくできなくなったり、徘徊するようになるのも、時間の問題かもしれません。もやもやする…。
6時過ぎに仕事を終えて、ごはんを食べていると、「今日、警察の人が来た」と言いました。2階にいてもわかります、今日は誰も来なかったよ…。
あんたは誰や的なことを、この日だけで数回聞かれました。この日は、朝から認知機能がとても悪かった日です。暴れなかった、暴言を吐かれなかっただけで、まだ楽でしょうか。
母が認知症と診断されて、二年以上経っています。どうなっても、おかしくないのかもしれません。
私も心構えをしておかねばならないと、思っています。
いつか、これに掲載されている施設のお世話になるのかもしれません。
勉強しなくては。