こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

【脳トレ】脳内リフォーム※医療の話ではありません

母が、リフォームをすることになるのか、しきりに気にします。

最近、母が気にしていることがあります。「リフォーム」です。ぽっと、頭に浮かんでくるようです。

この現象は、姉がリフォームを行うためか、我が家にチラシがよくくるためか、わかりません。

 

個人的には、母が自宅にて起き上がって歩ける間は、リフォームはないのではないかと考えています。まず、母が混乱してしまう恐れがあります。リフォームを機に、ぼけてしまった人の話を読んだこともあったからです。これは、別居している身内にも言っています。彼女は結構有無を言わさず物事を進めてくるタイプですが(それはそれでありがたいのかもしれませんが)、それとこれは別です。これ以上、酷い状態にさせたくありません。

 

そんな私の気持ちとは、裏腹に気にする母。裏には、「ご近所さんがするんだったら、私もしなくちゃ」という謎の横並び感覚にあるようです。高齢者だったら、起こりえる心境なのかもしれません。

 

そこで、どんな家にしたいか、母に聞いてみます。

「もしも、私たちが家をリフォームしたくなったら」なんとなく、ドリフっぽい感じで話をしてみます。(志村けんさんを思い出します…改めて、お悔やみ申し上げます)

 

二階建て?平屋建て?

お部屋は大きい部屋中心にする?小さな部屋をいくつかしてみる?などと、適当感あふれる振り方をします😀

「二階建てでも平屋建てでもいいけど、小さい家がいい。掃除が楽だから」

私も掃除は楽なのがいいね、と同調して、言ってみます。ずぼらとはいえ、掃除は私が主です💦

 

「ドアは引き戸かな」と母は言います。私も、もし母が車いす生活になったら(何となくならないような気がしますが)、引き戸が楽かもしれないと考えます。

私は、停電の影響が少ないであろう、太陽光発電がいいなと思うけれども、同時にガス台はそのままあってほしいと言ってみます。

 

いつも思っているのですが、どんなことでも言うのはただです。だから、明るい言葉、丁寧な言葉、前向きな夢は、迷惑さえかけなければ、いくら言ってもいいと思います。実行に移すのは、次の次元で、これも大事なことです。

 

改めて書きますが、私は母が家にいる間、もしくは起き上がることができる間は、リフォームはしないでしょう。ただ、どんな家にするだろう?と自分で考えることで、母に考える力をつけてもらいたいと思うのです。

 

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その前に、リフォーム資金を作らなければ!