脳トレについて、覚え書き。<認知症><脳トレ>
確かに、脳トレすれば、なんともなるわけではない…
わかってはいるのですが…つい、期待をしてしまうのですね。
期待をするから、後ずさりしていく認知状態に腹が立つのかもしれません。
良くなると期待をしない、でも良い状態を保つよう、提供するのがベターなのかと思っています。
万が一のために、「みんなの介護」様のHPを、引用させていただきます。
「脳が衰えないように脳のトレーニングをしよう」と登場したのが脳トレです。物忘れが気になり始めると、自分だけでなく親や配偶者にまで無理やり脳トレをさせようとする人が出てきました。
偉い先生が効くと言ったのがその理由ですが、これはあくまで仮説で、脳の血流量と認知症の因果関係はわかっていません。
たまたま計算が好きでそこに楽しみを見出し、「問題行動」が落ち着くこともあります。逆に、脳トレがストレスになって「問題行動」につながる人もいるのです。
反省です…ストレスにならないよう、うまく誘導していけばいいのかと思いました。
母は、好きでないことには、やりたくないと意思表示をします。手芸、折り紙、手を使うことは、あまりしたくないようです。デイでは、結構楽しんでやっているようですが…職員さんの誘導がうまいのか、雰囲気が良いのか。恐らく両方だと思います。
大切なことは本人にやりたいことをしてもらい、嫌がることは無理強いせず、「イキイキとした生活」を送ってもらうことです。
私は、脳に良い影響があれば、少しでも認知症が遅れれば、という思いもあって、脳トレに近いことを続けてきました。母に話しかけること、テレビを見てはそれをネタに話し合うこと、ご飯の支度を手伝ってもらうこと…嫌なら拒否する母ですので、無理強いしてはいないと思っています。
脳トレというより、脳に刺激を与えてみる、というほうが、楽しいかなと思ったりしています。母に楽しい日々を送ってもらいつつ、認知症の脳にちょっとずつ刺激がある、そんな工夫をしてみます。
これからも、意識して、そろっと脳トレを楽しむつもりでやってみようと思います。