昔を思い出そうにも…
先日、地元の会社が作るヨーグルトを買いました。
ちょっと懐かしい感じのするパッケージ…それもそのはず、復刻版のデザインだそうです。さっそく食べて、母から懐かしいお話を聞きだしてみましょう!私が生まれるずいぶん前ですが、話を聞いてのってみましょう!
…のはずでした。
母からは、このパッケージ、まったく見覚えがないそうで、本人曰く、このパッケージのヨーグルトを食べていなかったとのことでした。
ちょっと残念…。
昨日の「ポツンと一軒家」を見て…
私も、長期の介護に携わることになるんでしょうか。
母の認知症は、日によってすさまじい時もあれば、そうでないときもあります。
なぜか、月曜日がひどいような気がします。何度も、2階へ上がってきます。
今日も、姉がいるか聞いてきました。いるわけはありません。
姉は隣町(と言っても、結構な距離ですが)に住んでいて、コロナのこともあって、全然会っていません。
もう一人家にいたと言いますが、そんな人はいません。
朝は幻聴、昼は幻視ですか…。
昨日、「ポツンと一軒家」を見ました。いつも、勇気と元気をもらえる番組なので、よく見ているのです。一軒家に住む方々は、前向きで知恵のある方々で、こちらまで前向きになれる番組です。
昨日登場されていた家主夫婦は、数年前に、105歳でお母様が亡くなった話をされていました。
亡くなるまで、20年お母様を介護されていたそうです。見ているこちらには、衝撃的な話でした。
私も20年近く親をみることになるのかしら…。
体力はもつだろうか、仕事はできるだろうか、そもそも、お金はもつだろうか、ショートしないだろうか、いろんな心配が出てきます。ただでさえ、ショートステイの話を何十回もして、くたびれているのに。
不安ばかりが出てきます。
今、何ができるか、考えようと思います。
完全に私事です…小物と母のパジャマを買いに行きました。
来月3月に、必要となりましたので、買いに行きました。
急に、腰ひもと伊達締め(伊達巻き)が必要となりました。この2つがあると、着つけが決まるのだそうです。伊達締めも、伊達巻きも呼び名が若干違うだけで、変わりはありません。ただ、調べたところ、伊達巻きは、花嫁さんが使うことが多いようです。
我が家をひっくり返せばあるかもしれませんが、母親のものをこれ以上、勝手に使うのもどうかと思ったのです。「これ以上」というのは、練習用として、既に事後報告ですそ除けを借りているからです…。
腰紐や伊達締めがなかったので、今日まで、新聞紙をくくるときに使うナイロンの紐と伸びるタイプの包帯を使っていました。それはそれで、役に立ちましたが、せっかくなので、自分用を買うことにしました。
ゆめタウンへGOです。母も一緒です。お出かけすると、気分も晴れそうですね。
田舎暮らしなのに、クルマ(免許も)がない私は、地元のバスに乗ります。
市役所のサイトから勝手にいただきました。
母も一緒に、ゆめタウンの中にある、呉服屋さんに行きます。呉服屋さんで、今回買うことになった経緯を話すと、すぐ教えてくれました。押しつけないお店で、助かりました。押し付けられたらどうしよう、とちょっと心配でしたが、杞憂に終わってよかったです。
あと、ショートへ行くための母のために、パジャマとソックス、部屋着を買いました。これもゆめタウンにある(どれだけゆめタウンが好きなんでしょう( ´艸`))、GUで、とても可愛らしい桜のパジャマが売られていたので、気分良く過ごしてもらおうと選んでみました。なぜ、パジャマなどを買わないといけないか、母に何度も説明することに…とても疲れました。
今日のお出かけで、母は喜んでくれたと思っています。。恐らく、今日の出来事は忘れてしまっていますが…。
【追記あり】母、初のショートステイ体験となるかな?
ショートステイをお願いすることになりそうです。
私自身のことですが、3月、講習会でどうしても家を空けることになりました。勉強ができるかどうかも不安ですが、それ以上に母がどうなるか気になりました。明らかに留守を守れるとは思えません。だいたい、不安のあまり、1時間も一人でいることが困難なのです。どうすればいいでしょう?私は悩みました。
そこで、ケアマネさんに相談してみたところ、ショートステイに入ってみてはどうでしょう、というご提案をいただきました。そこから先は、私が思っていたより、スムースに話がまとまり、先日、契約書にサインしました。さすが、話は早いです。いかに共有されているか、お話されていなくても、よくわかりました。
契約時には、ショートステイについて、説明を聞き、書類をいただきました。ショートステイは、デイと同じ敷地にあります。母もなじみある場所で、家にいるより、ずっと良さそうです。
お薬入れ、パジャマや下着の替え、歯磨きセットが必要だそうです。貴重品の持ち込みはNGだそうです。なぜNGか、想像できますね。
普段から、布のおパンツを使っている方は、布のおパンツを用意するようにとのことでした。
母、昨年11月から4か月、ほぼ毎日「旅行に行く」と言っているから、旅行体験になるかしら…。
ショートステイの方から言われた言葉で、意外だったのが、母へのお手紙を用意するようにとのことでした。ほかの方のサイトやブログで書かれているのを読んでいないだけに、意外でした。
なぜ、自分がここにいるのか、書くようにとのことです。
可愛い便箋を買いました。可愛いもの好きの母は喜んでくれるでしょう。
どこもそうなのかな?それとも、母が心配性なのを知ってのことでしょうか。よくわかりませんが、何か読むものがあれば、母も喜ぶかなと思います。ボランティアさんが来られない今、ショートステイの暮らしは、デイより若干手持ち無沙汰になるでしょうから、ちょうどいいでしょう。可愛い便箋とシールを使えば、母も喜ぶかもしれません。
そんなわけで、用意したのが便箋と封筒やシール、お薬を入れるための袋です。
母が喜んでくれたら、いいなぁ。
ちょっとラッキーなことがありました。先日、別件の探し物で母のおパンツが出てきました。スーパーで、買ったものの、未使用のものです。嬉しい。
ちょうどよかった、使わせてもらいます。
【介護】みんな、とても頑張っている…
私は、皆さんのお知恵をありがたくいただいています。
母が認知症なので、専門家の方が書かれたサイトやブログを読むことがあります。ご家族の苦労をご存じだからか、皆さんお優しい文面の方が多いです。
同時に、家族として書かれたブログも読みます。
みんな、苦労されているんだ、そして治らない病を前に多くの知恵を出してくださっている…。どの方も明るい文面だから気づきにくいけど、辛いことを抱えて、現在進行形で頑張っておられる…。
涙が出そうなこともあります。
私は、このブログを書いて、特に役に立っているとは思っていません。
「認知症あるある」なら、書いていることもあるかもしれませんが、ただ読んでいただくことで毒だしに役立てられたらいいかなと思ったりしています。
コロナのワクチン製造のスピードを考えたら、認知症治療はなかなかのものだなと思います。それだけ、手ごわいものなのかもしれません。
今日、母にぐんまちゃんの話をしたら、喜んで話にのってくれました。良かった。
ゆるキャラとか好きなものの話は、相変わらず得意です。
あれは、一体なんだったんだろう…女の意地?
あれは十年たつか、たたないかのお話。
母が認知症になるずいぶん前のことです。母の同級生が、かつて母親たちにこんなことを言ったと聞かされたことがあります。
「姉が高齢になったので、〇〇園という老人ホームに入ることになったの。東京からやってきて、入る人もいるぐらい。ボケたら追い出されるから、ボケるまで姉をあそこにいさせてもらうつもり」
なんで、こんな古い話を覚えているかというと、この老人ホームは母が通うデイと同じ敷地にあって、この辺では唯一と言っていい、老人施設だからです。デイと同じ敷地なので、なんとなく雰囲気は察しています。確かに、老人施設として、良さそうな感じはします。
ただ、そこはいわゆる特養で、ボケたら追い出されるような施設ではありません。そこまで、きつくないです。むしろ、ボケたら入ったほうがいい建物です。
なお、〇〇園には、ボケる前限定の年寄りを預かったという、歴史はなさそうです。
そして、この建物に入居するために、東京からわざわざやってくる人は、そういないでしょう。東京のほうが、施設の数も多いと思われますから。
あれは、「姉は老人ホームに入るけど、決してぼけてなんか、いないからねっ。それにとっても、いいところなの!」という、母の同級生の意地とか見栄とか、そんなものだったのかな、そう思うと、うまいことだましてくれましたね、と言いたくなる気持ちとやるせなさが胸に来てしまいます。広島では知らない人(特に女性)がいないような女性だったから、つい嘘をついてしまったのかもしれません。
私は、年をとるごとに、見栄を張ることを考え、人の言葉からだまされたと感じることが増えるのかなと思います。はたから見れば、しょうもないかっこつけ。でも、本人から見れば、重大な問題。母の同級生にしてみれば、大事なことだったのかもしれません。
でも、むやみに見栄は張りたくないなぁ~どこかでほころびが出るし、人生、決めたい時だけ決めたらいいんじゃないかな?(個人的感想です)
意地は別のところに使ったほうが、家族も楽なのではないかと考える私です。
今日も旅行に行くらしいです(笑)
広島空港に行ったものの、まだまだ妄想は続きそうです。
一昨日、父のお墓参りと広島空港に行きました。どこにも行かないから、毎日「旅行に行く」と言うのかな、と思ったのです。
ちょっとでも、密を避けられるかと思い、広島空港に行きました。 白市駅からのバスが、少なくなったように思います。
コロナの影響で、西城駅発着のバスもなくなっていました。
過去画像で、ごめんなさい。今も国際線は人がおらず、全体的に少し人が減った感じです。早く、人が増えますように…。
あれだけ、コロナコロナと騒がれても、いまだに旅行に行くという不思議…。
でも、家に着く前にすでに全部忘れていました。
行ったことは完全にリセットされ、「旅行に行く」妄想は、しぶとく残っていました。
ほかにも、紙を用意しました。
汚い画像で、失礼しました。私はこれらの紙に、さらに、「バスは来ない」と書きました。
どこで、そんな妄想が起こるのか、今日の午前中も「泊りがけでどこかへ行くと聞いている」というので、来月お母さんは泊りがけになるよ、と言っておきました。ショートステイで、この妄想は薄らぐといいのですが、たぶんそのままアクセル全開でしょう。
元気で暴れなかっただけで、ショートの皆さんに感謝しないといけないでしょう。
月曜日は、母の妄想が濃いような気がします。
デイの回数を増やしたほうがいいのかな?