こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

【介護】母の入院。

母が入院することになりました。

昨日のことです。デイへ行くのに、毎朝熱を測ります。

37.2度。どうにか行けるぐらいの熱かと思われました。

 

ところが、デイの送迎担当の方は「?」という感じで、職員さんが常備されている体温計(非接触型)で、もう1度測り直したのです。

 

37.8度!これは病院に行ったほうがいいのでは、と職員さんも仰り、私も病院へ行こうと思いました。

 

#7119で119番したほうがいいのか、相談できます。ところが、何度かけても通話中…固定電話の番号へかけ直し、相談してみることにしました。

注意)日本全国使えるシステムではないようです。改めてサイトをご確認お願いします。

www.fdma.go.jp

 

総務省消防庁さまのサイトを一部お借りしました。

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電話先の看護師さんに、急に熱が出たことを話したところ、他に具合の悪いところはありますかと聞かれ、最近(ここ1週間以内)ふらつくことが多くなった、足が痛いといってショートでは車いすだったことを話しました。

 

看護師さんは、このまま119番するので、待っておくようにと言ってくれました。地元の救急につなげてくれるのです。救急の人にも、発熱とふらつき、身体の痛みについて話をしました。

 

割とすぐに救急車は来てくれました。水色の服を着た救急隊員さんから、どんな具合だったか聞かれます。そして、お薬を袋ごと渡しました(これは後で病院のスタッフさんのもとにいきます)。

 

救急隊員の方が母の左手の甲をなでて、「触ったことがわかりますか?」と聞きました。「わかります!」と母。

次に右手の甲をなでますが、「何もありません」ときっぱり回答。

救急隊員の方に緊張が見えました。明らかに手の甲を撫でているのに、全然わからないのです。

 

母は、地元の総合病院に運ばれました。父もお世話になったし、母も数か月前、逆流性食道炎でお世話になったところです。

 

でもね、母よ…運んでもらっている途中、踏切のところで、「痛い!」と悪態をつかないでね、ちょっと恥ずかしかったよ…。「うん、踏切だからね~」と優しい救急隊員さんたち。すみません…母が認知症になってから、この言葉をどれほどの人に言ったことでしょう。認知症患者の家族あるあるだと思います。

 

認知症患者の母に、らちのあかない娘。にもかかわらず、救急隊員さんたちは優しい物言いをしてくれました。八万さんが書いておられるとおりだ…。「救急隊は、一般人には優しい(以下略)」

kaigo.ten-navi.com

 

母が入院しました。慢性硬膜下血腫で、昨日手術が無事終わり、予定では一週間程度の入院になります。 看護師さんや同室の人に迷惑をかけていないか、心配です汗マーク 実際、抑制を外したがっていたようです。ごめんなさい。
 

発熱よりも大事なことが判明しました。

検査の結果、「左慢性硬膜下血腫」でした。先生から、「ここ最近転んで頭を打っていますか」と聞かれましたが、よく転ぶけど頭は打っていないです。

もしかして、まだ一人でトイレに行けていた時になったのかもしれません。

 

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病院から頂いた資料です

このご時世ですから、PCR検査の結果を待って、手術を行います。

その間、家族は院内から出られません。ケアマネさんにとりあえずの報告をして(ケアマネさんがショートに連絡をしてくれました。ありがたいです)、院内のコンビニで食事を買って、テラスで食べます。普段、コンビニで買って食べることがないため、新鮮…と言ったら、各方面から叱られそうです。

 

母への手術は30分ぐらいだったと思います。局部麻酔をして、頭蓋骨に小さな穴を開けて、血種を吸引・洗い流す作業になります。

脳内に150ccの血液がたまっていたそうです。そりゃ、いろいろおかしなことが出てきますよ…。先生や看護師さんの話では、術後の母の具合は良いそうですが、念のため、抑制をかけるそうです。

 

日本脳神経外科学会広報委員会および日本脳神経外科コングレスさまのHPです。

square.umin.ac.jp

 

偶然と言えど、ショートで他人と暮らすことに慣れてもらって良かったです。 お医者さん、看護師さん、当面母をよろしくお願いします。
 

入院に必要なものをコンビニでそろえ、姉に書類に記入してもらいました(たまたま私の地元の公園に出かけていた)。

 

姉に会う前にいったん帰宅して、パジャマ及びパジャマ代わりの服をそろえ、途中ケアマネさんに挨拶して記入済みの特養の申込用紙を渡し、病院に向かうと私一人だけ病棟に行けるので、看護師さんに入院グッズをお渡ししました。コロナがなければ、母に会えたのに、残念です。そして、なんだかせわしかったです

 

入院は約1週間になります。私たちはいろんな人たちに支えられていると思った1日でした。

母の入院中は、ゆっくり休もうと思います。このところ、母がいる日は満足に睡眠がとれませんでしたから。これも認知症患者の家族あるあるですね。

 

デイの職員さん、ケアマネさん、救急の皆さん、病院の皆さん、ありがとうございました。