【覚え書き】父の三回忌に向けて…
まだ、コロナ騒ぎが終息しない今、どうするか悩みました。
広島人なら誰でも行く催事、フラワーフェスティバルもとうかさんも中止になった今、6月に行われる、父の三回忌をどう執り行おうかと悩みの種でした。
お寺や料理屋さんは、おそらく換気はできるはずです。
問題は、人が近い距離で集まることです。そして、しゃべること、お経を唱えることも気になります。今まで、まったく気にもしなかったことが気になります。
延期か、中止か。
先日、お寺様に電話して、問い合わせたところ、坊守様(お寺を守る人。住職様の奥様を指すことが多いですが、この時もそうでした)から、来月5月6日まで様子を見ましょう、と明快なお答えを頂きました。
昨日、姉に電話して、このことを伝え、どうするか話し合いました。母も聞こえるように、そばにいてもらいます。
姉は延期も中止もいやだと言います。せっかくとれた、地元の料理屋さんの料理をキャンセルするのは、しのびないのもあったのでしょう。いやだと言われても、コロナの勢いが酷すぎるのは、ご承知のとおりです。
母と姉一家3人と私で、法事を行う方向へ行こうかという結論になりました。お寺さんさえご了承をいただければ、の話ですが。距離を離れるようにして、お寺で法要を行い、近所の料理屋さんで食事をいただくことに決めました。
数日前に、母が一つのアイデアを出しました。
コロナで親戚を呼べなかったら、本来お出しする予定だった、お料理代にいくらか上乗せして、商品券なりカタログギフトなり、その両方なり、贈ってみるのはどうかなと母は言いました。認知症でも、ナイスなことを言う時があり、こんな時はとてもうれしかったです。
母のアイデアを姉に伝えたところ、姉もそれはいい、と快諾してくれました。
とりあえず、この大変な中、あっさりと動くことができて、良かったと思っています。
父も悩む私を苦笑いして、見ているんだろうな…それでも、当面頑張るね、そう思う私でした。