こころも元気に。楽しくいきましょう!

認知症の母(要介護2)と暮らす日々。家族として何ができることがあるか、探っています。

月一の通院

今日は脳外科に行ってきました。

昨年、母が暴れて脳を診ていただいた際(アリセプトが効かなかった、というか脳にアクセルをかけた状態になった)、病変の跡があり、2mm程度の血管のこぶが見つかり、それ以来お世話になっているところです。

 

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浄土真宗本願寺派 広島別院

 

脳の中に(脳梗塞ではないですが)脳梗塞状に見える病変の跡があり、そこから認知機能に影響があった可能性があるとのことでした。最近も、それとは別に脳梗塞状のものが発見されましたが、手足の動きに問題がないことから様子見となっています。

 

併せて、血管のこぶが大きくならないか、様子を見ています。調子は悪くなさそうなのですが、最近見つかった脳梗塞状の病変も含めて、来月MRIで、再検査をすることになりました。今日は、コレステロール値の高さを指摘されてしまったので、デイに行かない日は運動を兼ねて、お墓参りを続けようかと考えています。

 

母の脳内で、 いろんなものが見つかって、愕然とすることもありますが、介護者は笑顔でいようと思います。それが一番難しいことではあるのですが。

 

母は、行き慣れない病院へ行くことを不安に思っているようでした。元々「病院へ行く」=「お金がかかる」とこだわり(これも認知機能が落ちた結果でしょう)、病院へ行きたがらないのですが、それとは違う不安が胸の内にあるようでした。昨日から、何度も何度も病院に行くことを聞き、とても心配していました。何度も聞くことは今に始まったことではありませんが、神戸旅行のときもそうでしたが、度合いがいつもと違っていました。病院で判定がくだされるのが怖いというより、道に迷うことも含めて、慣れない場所へ行く怖さがあったのではないかと思います。

認知機能が衰えても、不安感はあると聞きましたが、改めてわかります。恐らく、病院へ行ったことは忘れるでしょうが、こころは疲れたかもしれません。

 

母の不安がわかり、ちょっとでも不安感を解消できないかと思った私は、地元のコミュニティバスに乗り、普段はあまり乗らないJRに乗りました。先日も書いたとおり、頭への刺激を期待しました。不安より刺激の力が上回ることを願ったのです。

JRを選んだ理由としては、路面電車で1時間以上乗ることは、外出先で頻尿になる母に向いていないと思ったこともあります。

 

JRの駅で下車して、時間がありすぎたこともあり、私たちは少し歩いてみました。

もし、ご家族が認知症でも、お出かけできる、歩ける状態でしたら、出かけた先で歩いてみることもお勧めです。とても気分が良いものです。ごきげんになるかもしれません。

 

私たちは、広島別院で手を合わせました。別院があるところは、「寺町」という地名があるのですが、母いわく、ここはいつ歩いても清々しいと言っていました。少しは頭もすっきりすればいいなと思う私でした。

 

認知症患者さん、家族の皆さん、体気をつけながら、ぼちぼちやっていきましょう。

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久しぶりに路面電車乗りました。